人文学部および人文研究科の卒業生 小泉友則さんの著書『子どもの性欲の近代—幼児期の性の芽生えと管理は、いかに語られてきたか』が刊行されました。
本書は、近世後期から明治期における、思春期以前の「子どもの性欲」をめぐる学識者の主張を分析し、「小さな子ども」の「性欲」の問題が学識者によって語られていたことを明らかにしながら、近代に「無邪気で無垢な子ども観」と「性的な子ども観」が同時進行的に生じたことを論じています。セクシュアリティの歴史研究、教育史?児童文化史研究に新たな知見をもたらす、著者初の単著となります。
著者の小泉さんは本学非常勤講師として、1年次の必修科目「ことば演習」の授業を担当しています。
著者の小泉さんは本学非常勤講師として、1年次の必修科目「ことば演習」の授業を担当しています。
書籍名:『子どもの性欲の近代—幼児期の性の芽生えと管理は、いかに語られてきたか』
著 者:小泉友則
出版社:松籟社
発売日:2020年6月30日
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