芸術学部教員 宮永亮がFDフォーラムに登壇。大学教育の「場」について、美術教育の側面から問い直します。

● 日時：2月20日（日）14：00～ 16：00
● 定員：100名（加盟校優先定員60名）
● 登壇者：
宮永 亮（京都精華大学 芸術学部 講師）
山城 大督氏（京都芸術大学 芸術学部 専任講師）
村山 悟郎氏（東京藝術大学 美術学部 非常勤講師）

● 講義テーマ
美術表現とは、多分に何らかの物質性にその多くを負っているものである。また、たとえ表現そのものが概念的/情報的なものであったとしても、作品作りのプロセスとは概念の流路そのものを考えたり、組み替えたり、ずらしたりすることに意味を持たせるものである。そのような美術という分野において、遠隔授業という非物質的かつ縛られた情報流路の中での教育実践を迫られる状況から、個々の現場はどんな困難を感じ、あるいは新たな可能性を見出したのか。美術教育がどう変質したのか、これからどう変質して行くのか。コロナという未曾有の事態を経た上で、美術教育がその中から見出した知見を共有する場としたい。