キャラクターデザインコース教員の小田 隆がイラストを担当した絵本『クジラの進化』が出版。原画展が現在開催中です。

マンガ学部キャラクターデザインコース教員の小田 隆がイラストを担当した科学絵本『クジラの進化』が、講談社より出版されました。

 

クジラたちは、陸で生活していた恐竜の時代から、気が遠くなるような時間をかけて体を作り替え、シロナガスクジラやマッコウクジラのように巨大な生き物となって世界中の海で暮らすようになりました。本書では、5,000万年にもおよぶクジラたちの進化を、語りかけるような文章と精密な描写で紹介しています。

小田は、化石しか情報のない古生物を科学的に復元。研究者と何度もやりとりを重ね、最新の研究結果を基に、まるでその場で見ているかのような臨場感あふれるイラストに描き出しています。文章は海洋哺乳類を撮り続ける写真家 水口博也氏、監修は群馬県立自然史博物館 生物研究係長で古代鯨類の研究を続ける木村敏之氏が務めています。

現在も盛んに行われている古代鯨類の研究。現時点でわかっているクジラの進化について楽しく知ることができ、親子の読み聞かせにも最適な1冊となっています。ぜひお手にとってご覧ください。

 

また、大垣書店 イオンモール京都店では、絵本の出版を記念した原画展が現在開催中です。小田が描いた線を、間近でご覧いただくことができます。お近くにお越しの際はぜひお立ち寄りください。