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イベント

京都精華大学アセンブリーアワー講演会に、映画監督の三宅 唱氏や美術教育者の末永幸歩氏、グラフィックデザイナーの鈴木千佳子氏、韓国語翻訳家の斎藤真理子氏、写真家の川内倫子氏が登壇 一般の方もご参加いただける無料の公開講座を開催

京都精華大学では、1968年から行っている公開トークイベント「アセンブリーアワー講演会」を2023年度前期も開講します。あらゆるジャンルから一流のゲストを迎え、時代をつくる「生の声」にふれるイベントです。

この度、2023年度前期の講演会にお招きする、5名のゲストが決定しましたのでお知らせいたします。京都精華大学アセンブリーアワー講演会に、映画監督や美術教育者、グラフィックデザイナー、韓国語翻訳家、写真家として、時代に残る活動や、世界に感動を与える表現を生み出してこられた5名に、講演をしていただきます。
 
「京都精華大学アセンブリーアワー講演会」は、在学生や教職員はもちろん、一般の方にも広く公開する無料の公開講座です。多くの方のご参加をお待ちしています。

アセンブリーアワー講演会 2023年度前期

 5月2日(火)ゲスト:三宅 唱(映画監督)18:00~19:30
「失敗と発見」

 6月1日(木)ゲスト:末永幸歩(美術教育者)16:20~17:50
「アート思考─自分の感覚や想いに寄り添い、主観的に考えてみよう」
 
 6月15日(木)ゲスト:鈴木千佳子(グラフィックデザイナー)16:20~17:50
「感性のとりあつかいを巡るはなし」
 
 6月22日(木)ゲスト:斎藤真理子(韓国語翻訳家)16:20~17:50
「韓国文学が教えてくれること -個人と社会の接点から文学が生まれる-」
 
 6月29日(木)ゲスト:川内倫子(写真家)16:20~17:50
「無意識と対話する」

アセンブリーアワー講演会
対面もしくはオンライン(一部オンラインのみ)で開講(要予約?無料) 

5月2日(火)ゲスト:三宅 唱(映画監督)18:00~19:30

「失敗と発見」

三宅 唱氏
1984年北海道生まれ。映画監督。一橋大学社会学部卒業。映画美学校フィクションコース初等科修了。2012年、劇場公開第1作『Playback』がロカルノ国際映画祭コンペティション部門に正式出品され、高崎映画祭新進監督グランプリ、日本映画プロフェッショナル大賞新人監督賞を受賞。その後、音楽ドキュメンタリー『THE COCKPIT』(14)、時代劇ドラマ『密使と番人』(17)、佐藤泰志原作小説の映画化『きみの鳥はうたえる』(18)、山口情報芸術センター[YCAM]と共同制作した『ワイルドツアー』(19)を監督。2022年、『ケイコ 目を澄ませて』はベルリン国際映画祭エンカウンターズ部門に正式出品され、キネマ旬報ベスト?テン第1位日本映画作品賞、毎日映画コンクール日本映画大賞、高崎映画祭最優秀作品賞ほかを受賞した。その他に『無言日記』シリーズ(14-)、ビデオインスタレーション「ワールドツアー」(18)、オリジナルドラマシリーズ『呪怨 呪いの家』(20)など。最新作は『夜明けのすべて』(2024年2月劇場公開予定)。 

6月1日(木)ゲスト:末永幸歩(美術教育者、「13歳からのアート思考」著者)16:20~17:50

「アート思考-自分の感覚や想いに寄り添い、主観的に考えてみよう」

末永幸歩氏(写真:? Ari Takagi )
武蔵野美術大学造形学部卒業、東京学芸大学大学院教育学研究科修了。東京学芸大学個人研究員、九州大学大学院芸術工学府 非常勤講師。「絵を描く」「ものをつくる」「美術史の知識を得る」といった知識?技術偏重型の美術教育に問題意識を持ち、自分なりのものの見方で「自分だけの答え」をつくることに力点を置いた独自のアートの授業を展開。中学校?高等学校の美術教師を経て、現在は様々な教育事業に携わるほか、全国各地でのワークショップ、執筆などを通してアートと社会をつなぐ活動を行っている。著書に19万部のベストセラーとなった『13歳からのアート思考』(ダイヤモンド社)、動画コンテンツに『大人こそ受けたいアート思考の授業 ─瀬戸内海に浮かぶアートの島?直島で3つの力を磨く─』(Udemy)がある。 

6月15日(木)ゲスト:鈴木千佳子(グラフィックデザイナー)16:20~17:50

「感性のとりあつかいを巡るはなし」

鈴木千佳子氏
1983年生まれ。武蔵野美術大学デザイン情報学科卒業。 文平銀座を経て2015年に独立。装丁をはじめ、デザインの仕事に携わる。最近の装丁に、『信仰』村田 沙耶香(文藝春秋)、『とんこつQ&A』今村夏子(講談社)、『水上バス浅草行き』(岡本真帆)など。 

6月15日(木)ゲスト:斎藤真理子(韓国語翻訳家)16:20~17:50

「韓国文学が教えてくれること -個人と社会の接点から文学が生まれる-」

斎藤真理子氏(撮影:増永彩子)
韓国語翻訳者。1960年新潟市生まれ。明治大学文学部史学地理学科考古学専攻卒業。在学中にサークル活動で韓国語を学ぶ。1991年から延世大学語学堂で韓国語を学ぶ。主な訳書に、パク?ミンギュ『カステラ』(ヒョン?ジェフンとの共訳/クレイン)、チョ?セヒ『こびとが打ち上げた小さなボール』(河出書房新社)、ハン?ガン『すべての、白いものたちの』(河出書房新社)、チョン?ミョングァン『鯨』(晶文社)、チョン?セラン『フィフティ?ピープル』(亜紀書房)、チョ?ナムジュ『82年生まれ、キム?ジヨン』(筑摩書房)、ファン?ジョンウン『ディディの傘』(亜紀書房)、パク?ソルメ『もう死んでいる十二人の女たちと』(白水社)、など。最新刊はペ?スア『遠きにありて、ウルは遅れるだろう』(白水社)。二〇一五年、『カステラ』で第一回日本翻訳大賞受賞。二〇二〇年、『ヒョンナムオッパへ』(チョ?ナムジュ他、白水社)で韓国文学翻訳大賞(韓国文学翻訳院主宰)受賞。著書に『韓国文学の中心にあるもの』(イースト?プレス)。 

6月29日(木)ゲスト:川内倫子(写真家) 16:20~17:50

「無意識と対話する」

川内倫子氏
1972年、滋賀県生まれ。2002年に『うたたね』『花火』で第27回木村伊兵衛写真賞受賞。2009年に第25回ICPインフィニティ?アワード芸術部門を受賞するなど、国際的にも高い評価を受け、国内外で数多くの展覧会を行う。主な著作に『Illuminance』(2011年)、『あめつち』(2013年)、『Halo』(2017年)など。2022?2023年に東京オペラシティ アートギャラリーと滋賀県立美術館にて個展「川内倫子:M/E 球体の上 無限の連なり」を開催。 

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