京都精華大学が運営する京都国際マンガミュージアムにおいて、第23回日本マンガ学会大会の一環として、シンポジウム「マンガと〈展示〉」が開催されます。
「日本マンガ学会」は、さまざまな分野の研究者が集まり「マンガ」について考察しているアカデミックな団体です。年に一度、2日にわたって開催される日本マンガ学会大会では、ゲストを招いたシンポジウム等を開催します。どなたでも参加いただけるイベントです。ぜひお越しください。
第23回日本マンガ学会大会 シンポジウム「マンガと〈展示〉」
日時:2024年6月23日(日)11:00-16:30
〒604-0846 京都市中京区烏丸通御池上ル
予約:不要(先着順?当日10:30より受付開始)
定員:200名
料金:2,000円 / 学生?学会員 1,000円
※ミュージアムへの入館料は別途必要
主催:日本マンガ学会
共催:京都精華大学国際マンガ研究センター
京都国際マンガミュージアム
プログラム
● 第1部 「マンガを〈展示〉するということ」
時間: 11:00~13:00
時間: 11:00~13:00
出演:森川嘉一郎(明治大学国際日本学部准教授)
金澤 韻(インディペンデント?キュレーター)
村田麻里子(関西大学社会学部教授)
伊藤 剛(東京工芸大学芸術学部マンガ学科教授/司会)
● 第2部 「ひろがりゆく〈マンガ展〉のかたち」
時間:14:00~16:00
出演:しりあがり寿(マンガ家)
出演:しりあがり寿(マンガ家)
鷲谷裕也(株式会社FUNDOM! イベント企画開発グループGM)
イトウユウ(京都精華大学国際マンガ研究センター/京都精華大学 マンガ学部教員)
表 智之(北九州市漫画ミュージアム学芸担当係長/司会)
シンポジウム開催概要
1990 年の東京国立近代美術館における「手塚治虫展」の開催以降、〈マンガ展〉はその場所や方法を拡げながら、マンガをめぐる営みの一部としてすっかり定着しました。そうしたなかで、マンガを美術館のような場所で展示することの意味や、ビジュアル?ナラティブとしてのマンガ表現が、単行本や雑誌といった媒体から展示空間へと置き換えられることによって被る変化など、「マンガを〈展示〉するとはどういうことか」をめぐる論点が次々と浮上してきています。また、大英博物館でのThe Citi exhibition: Manga展に象徴されるグローバル化や、作家自身や出版社による企画開催への関わりの増大など、〈マンガ展〉をめぐる状況は今なお変化し続けてもいます。
本シンポジウムでは、これまでも多くの展示が開催されてきた京都国際マンガミュージアムで、こうした〈マンガ展〉の現在について、理論面?実践面からそれぞれ捉え直すことを試みます。
京都精華大学にて「第23 回日本マンガ学会大会 学会員による研究発表会」を開催
第23回日本マンガ学会大会の一環として、日本マンガ学会の学会員による研究発表会が京都精華大学 黎明館にて開催されます。京都精華大学からは、 PK10计划人工计划教員の戸田康太、大学院に所属するアディルバエワ?ミレーナさん、森 菫さん、森田百秋さん、李 信暎さんが研究発表を行います。
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