新世代マンガコース非常勤講師の山脇麻生による著書『すぐ読める! 蔦屋重三郎と江戸の黄表紙』が出版

マンガ学新世代マンガコースの非常勤講師で、ライター?編集者の山脇麻生による著書『すぐ読める! 蔦屋重三郎と江戸の黄表紙』が、時事通信社より2024年12月3日に出版されました。

 

本書は、「江戸のメディア王」と呼ばれた蔦屋重三郎による絵入り読みもの「黄表紙」について、作者である蔦屋重三郎の人物像を深掘りし、江戸の人々を夢中にさせた秘密を読者とともに紐解いていく1冊です。第2章からは、マンガ好きライターの山脇が、本書の監修を務めた専門家?中村正明氏に質問をしながら実際に「黄表紙」を読む会話形式となっており、『無題記』や『大悲千禄本』などユーモラスな作品を多数紹介。現代のマンガに通じる部分も多い「黄表紙」を楽しく読むコツもおさえられており、江戸時代の書物が身近に感じられるような内容となっています。ぜひお手に取ってお読みください。

 

 

書籍名：『すぐ読める! 蔦屋重三郎と江戸の黄表紙』

著者：山脇麻生（マンガ学部新世代マンガコース 非常勤講師）
監修：中村正明（國學院大學文学部日本文学科 教員）

出版社：時事通信社

発売日：2024年12月3日