PK10计划人工计划

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素材を熟知し 空間を変容させる

木、石、金属、樹脂、粘土、ガラスなど、自然界にあるさまざまな素材と真摯に向き合うこと、それが立体造形専攻の基本姿勢です。授業では、作品を制作しながら多彩な素材に触れ、その特性を理解し、自分に合う素材を見極めていきます。制作に没頭できるように、鉄工室、木工室、モデリングスタジオや屋外作業場などの制作スペースを用意し、クレーンやフォークリフトなどの設備をそろえています。充実した環境のなか、技術や理論を実践的に学び、自分の作品をつくるための基礎を築いていきます。展覧会の企画?運営に挑戦する機会や、芸術祭へ出品する機会も豊富。実社会とも関わりをもちながら、作家としての力を総合的に身につけます。

科目PICK UP

  • 作家に捧げるオマージュ作品をつくり、感性や思考力を鍛える。

    [造形表現/3年]
    2年次までに身につけた素材の知識や制作技術をベースに、3年次からは自分ならではの表現を行う力を身につけます。自らの世界を表現するためには、日常の経験から多くを感じ取る感性を磨く必要があります。また、「なぜつくるのか」を理論的に考える力や、そこからコンセプトを組み立てる力も欠かせません。このような力を培うため、『造形表現』ではオマージュ作品を制作します。興味がある作家を選び、作品や作家について深く研究し、最終的には作家に捧げる作品をつくります。尊敬する作家から表現活動を行うための姿勢や思考プロセスを学び、同時に、自分自身を理解し、表現したい世界が何かを模索します。

4年間の学び

  1. 1年次

    FIRST

    表現者の「幹」をつくる

    芸術学部の共通科目を受講して、観察力や思考力、想像力など表現者としての「幹」を育みます。また、7専攻の基礎を広く学び、これから追求する分野を検討していきます。

  2. 2年次

    SECOND

    素材の知識と加工法を学ぶ

    人体をモチーフにした塑像制作からはじめ、ブロンズ鋳造や金属彫刻、木彫、石彫など、素材加工の基礎を一通り習得し、独自のテーマと表現方法を模索します。

  3. 3年次

    THIRD

    理論を学び、洞察を深める

    美術理論を学び、作品を客観的に見つめる力を身につけ、展覧会の企画や運営に挑戦し、外の世界を意識した作品を制作します。

  4. 4年次

    FOURTH

    自分の表現を追求する

    4年間で培った技術や表現力を駆使して、卒業制作に取り組みます。自分自身の表現やオリジナリティを追求しながら、学生生活最後の作品を完成させます。

4年間で身につく能力

  • コンセプトを立て、最適な素材や技法を選ぶ力
  • 多様な素材を加工する技術力
  • 自分の表現を社会に発信する力

作品

施設

作業場にはフォークリフトやクレーンといった機器も。

PICK UP!

  • ブロンズなどの鋳造が行える可傾炉。

  • 木を扱う授業の様子。このほかにも石や金属などさまざまな素材を扱います。

  • 樹脂をはじめ、さまざまな素材を組み合わせて作品制作を行う「ミクストメディアスタジオ」の様子。

教員

非常勤講師

  • 上田 要(彫刻家)
  • 中島 健太郎(鋳金作家)
  • 西山 美なコ(美術家)
  • 藤井 匡(美術史、美術批評)
  • 文山 明子(造形師)

卒業後の進路

 めざせる職業
美術作家、 工芸作家、 舞台美術家、 ディスプレイデザイナー、美術教師、学芸員 など

 主な就職先
美術工房、 イベント会社、 テレビ局、 雑貨メーカー、 教育機関、美術館?博物館 など

取得できる資格

在学中、指定された科目単位を取得すれば、以下の資格を取得することが可能です。
その他、検定?資格取得のための支援講座も用意されています。
 
● 高等学校教諭一種免許状(美術?工芸)
● 中学校教諭一種免許状(美術)
● 図書館司書
● 博物館学芸員

VOICE

  • 秋山 紗良さん在学生

    入学して知った立体造形の魅力。人の心に届く作品を。

    美術大学への進学を考えていましたが、専攻が絞れず悩んでいました。そんなとき、京都精華大学の芸術学部なら2年次から専攻を選べると知り、入学を決めました。立体造形専攻に進むきっかけになったのは、1年次の木彫の授業です。木工用の道具を扱うのはおもしろく、何より、時間を忘れるほど制作が楽しくて、立体造形を続けたいと思いました。力になった授業は、展覧会を企画する『現代アートプロジェクト演習』です。以前の私は、作品を完成させることだけに集中していましたが、この授業を機に、完成した作品を展示して、誰かに見てもらうことも意識するようになりました。今は、自分の思いを作品で表し、鑑賞者に伝えることを一番の目標にしています。最近の私のテーマは「出会い」です。3年次には、人との縁を糸に見立てて、たくさんの出会いが今の自分をつくっていることを表した作品「わたしとあなたとのあいだで」を制作しました。卒業後も創作活動を続けて、作品を通して人や社会と繋がっていけたらと思います。この専攻の特長は、多彩な素材に触れられること。初めての素材を試したり、試行錯誤して制作したりするうちに、自分に合う表現方法が見つかると思います。
  • 吉野 央子教員

    素材と出会い、可能性を広げる。

    私は主に木彫で作品を制作しています。最近は、各地で開かれる芸術祭などに参加して、場所性をコンセプトにした作品を展開しています。たとえば、農家の方々に協力してもらい、山村集落で作品として鶏舎を出現させたり、島を舞台に魚や蛸を扱った水族館のような作品を手がけたりしています。自分がおもしろいと感じることを大きく発展させて、感覚的にわかりやすい作品を制作するよう努めています。立体造形専攻では、さまざまな素材を扱っています。代表的なものは、木、石、金属、樹脂、粘土、ガラスなど。本専攻の魅力は、まさにその点にあります。新しい素材と出会うたび、表現の可能性は大きく広がるもの。ここで扱う素材の種類と数は無限大なので、あなたの可能性も無限大に膨らむというわけです。入学したら、好奇心と実行力をもって、興味のあることにどんどん挑戦してください。初めから限界を決めてはいけません。自分をあらゆるボーダーラインから開放して、何度も失敗しながら前進しましょう。京都精華大学には、あなたと同じ志をもつ人がたくさんいて、お互いを尊重して気遣う校風があります。自分を探したい人にぴったりの場所ですよ。