PK10计划人工计划

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社会をより幸せにするためのファッションデザインを学ぶ

ファッション専攻の目標は、「着る人」のためのデザインを追求し、ファッションの力で社会をより良く変えていくこと。服づくりの技術に加えて、ニーズを調査?分析するための知識、雑誌やWebサイトでプロモーションを行う方法などを学びながら、誰かの課題を解決するファッションのあり方を研究します。ファッションビジネスの現場や業界の現状についても理解を深め、求められた仕事を完璧に成し遂げる力だけでなく、自分で新しい仕事を生み出し、それを継続させる力を身につけることをめざします。

科目PICK UP

  • 優れたデザインとは何だろう?かばん制作を通して考える。

    [基礎実習4/1年]
    デザインには、美的な側面と機能的な側面があります。この授業でつくるのは、作業机の道具入れとして使うかばん。機能的に優れたデザインをめざして制作し、実際に活用してみることを通して、ファッションデザインの考え方とつくり方を学びます。

  • 雑誌の編集作業を体験し、「伝える力」を身につける。

    [制作実習/2年]
    パターン、雑誌編集、ファッションデザイン、イベントの4テーマで実習を行います。「雑誌編集」では、雑誌づくりを通してデザインの基本を学びます。目的やターゲットを設定し、それにあわせて内容を決め、雑誌を制作。伝える力や届ける力も養います。

4年間の学び

  1. 1年次

    FIRST

    服づくりの基礎を学ぶ

    実践的な課題を通じて、縫製?パターンの基礎知識や技術をはじめ、服の素材?機能?目的について学びます。また、身近なところから、デザインによる課題解決の思考を習得します。
    授業例:デザイン史、ファッションデザイン基礎、リサーチの方法論、縫製、パターンメイキング など

  2. 2年次

    SECOND

    表現を支える知識と技術を身につける

    プロのデザイナーの指導のもと、繰り返し服を制作し、改善点の検証を重ね、服づくりの正しい知識と確かな技術を身につけます。
    授業例:ファッション史、商品企画、エディトリアル基礎、イメージ分析と制作、ファッションビジネス、染織 など

  3. 3年次

    THIRD

    社会へ発信し、魅力を伝える

    制作を通して自分の興味や適性を見極めます。また、コレクション設計、ブランド設計などのプロジェクトに参加して、表現力を高めていきます。
    授業例:コレクション制作、サステナブル?ファッション、日本服飾史、ニット、PR、ライティング、写真 など

  4. 4年次

    FOURTH

    ファッションを社会へ届ける

    卒業制作に取り組みます。ブランドを立ち上げてコレクションを制作したり、ファッション雑誌を創刊するなど、自分のテーマを最適な形で具現化し、人に届けます。

4年間で身につく能力

  • 情報から課題を発見し分析する力
  • アイデアやテーマを形にする技術と表現力
  • デザインを他者を共有するコミュニケーション力

作品

施設

フロアには用途別にそろえた17種類の特殊ミシンを完備。いつでも、自由に制作できる環境が整っています。

PICK UP!

  • 着る人のさまざまな特性に合わせた服がつくれるように、異なる体型のトルソーが多数用意されています。

  • 自然光のもとで素材本来の色を見ながら制作ができるように、実習室の壁にはガラスが多く使われ、明るく開放的な空間が広がります。

  • 学生一人ひとりに用意された個人の制作スペースは、1~4年生まで空間を隔てることなく配置され、学年を越えた交流が生まれる設計になっています。

教員

非常勤講師

  • 池見 純子(アパレルデザイナー、ブランドプロデューサー)
  • 石上 諒一(プロダクトデザイナー)
  • 高村 美緒(編集者、ライター、コミュニケーションディレクター)
  • 田沼 英治(ニットリサーチャー)
  • 綱島 卓也(エディトリアル、グラフィックデザイナー)
  • 西山 三奈(パタンナー)
  • 本岡 博惠(パタンナー)
  • 森繁 牧子(フリーランスPR)

卒業後の進路

最先端のファッションデザインを生み出す力、ファッションを発信?流通させる力、ファッション文化を担う批評力。専門的なスキルと独自の価値観を身につけた卒業生たちは、変化の激しいファッション業界でも流されることなく、それぞれの立場から新しいファッションを提案することができます。

 めざせる職業
ファッションデザイナー、スタイリスト、ファッション誌編集者、パタンナー、バイヤー、ショップ経営、ショップ店員 など

 主な就職先
アパレルメーカー、バッグメーカー、雑貨メーカー、テキスタイルメーカー、デザイン会社、出版社、広告代理店 など

取得できる資格

在学中、指定された科目単位を取得すれば、以下の資格を取得することが可能です。その他、検定?資格取得のための支援講座も用意されています。

● 高等学校教諭一種免許状(美術?工芸)
● 中学校教諭一種免許状(美術)
● 二級建築士(受験資格)
● 木造建築士(受験資格)
 図書館司書
 博物館学芸員

VOICE

  • 山田 珠奈さん在学生

    つくること、評価してもらうことが、自分の自信に。

    ファッションには、憂鬱な気分も明るく変えてしまうパワーがあると思います。そんなパワーを生むクリエイターに憧れて、この専攻に入りました。力になった授業は『製品企画』です。製品の企画から、デザイン、パターン作成、縫製まで、すべての流れを実践的に学ぶ内容でした。製品が完成するまでの過程を知り、それぞれの立場を体験することで、より多角的にデザインをとらえる視点が身につきました。「良い製品とは何か」を考える力も鍛えられたと思います。現在は、ニットを使った作品を考案中。最近ニットの魅力を知ったので、編み機で生地をつくり、ニットのおもしろさを生かした作品にしたいと考えています。この4年間で、作品をつくる喜びや、それを「かわいい」と言ってもらえる幸せを、たくさん経験できました。卒業後も、ファッションやものづくりに関わっていけたらと思います。入学前の私は、「画塾に通ったことがないし、おしゃれでもない」という不安を抱えていました。でも、この専攻には、初心者でも描く力がつく授業や、おしゃれかどうかなんて関係なく、好きなことを思いきり追求できる環境がありました。同じ不安をもつ人がいるなら、安心して入学してほしいです。

  • 柳田 剛教員

    服を通じて 理想の社会を実現する。

    デザインの現場に入って35年。今でもレディスウェアの商品デザインをしています。ファッションデザインの最大の魅力は、服を通して人と社会をデザインすること。世界中のあらゆる人が着ている服。それをデザインするということはこれからの社会はどうあるべきか、人間はどのように生きるのが幸せなのかを追求し、その理想を服作りと服を着る人の姿を通して実現するということなのです。授業では、制作技術を身につける時間はもちろん、そのようなことを考える機会をたくさん設けるように心がけています。多彩な学部がある京都精華大学は、異なる世界に触れる機会が多い刺激的な環境といえるかもしれません。専門家の多くは、異業種の作品から優れたアイデアを発見するものです。しかし、あえて私は皆さんにお願いします。在学中は、自分の学びを深く掘り下げることに、何より集中してください。自分の能力が向上していく実感こそが、もっとも刺激的で、自分を成長させる原動力になるのだと思います。「この4年間で自分の未来を変える」という気概をもって、できるだけ早い時期に目標を定め、必要なことを学び、夢を叶えてください。